猫になる夢にも黒猫が登場しました。
「夢占い 黒猫」というキーワードで、GoogleとYahooで月間2000件くらい検索されているようなので、黒猫の夢が気になる人はけっこうたくさんいるのでしょう。黒猫の夢診断をしてみましょう。
黒猫のイメージ
昔からヨーロッパでは、「黒猫が目の前を横切ると不幸が起きる」「黒猫をまたぐと不幸になる」と言われていたように、黒猫は不吉なイメージをもたれることがあります。魔女の使い魔というイメージもありますね。
でも、逆に「吉夢」の象徴として捉えられることも多いようです。
迷信とは裏腹に実際の黒猫の性格がおおらかで、甘えん坊で人好きな猫が多いともいわれ(個体差が大きい)、猫の愛好者に人気が高い。wikipediaにはこう書かれていました。
ずいぶん昔に黒猫を飼ったことがありましたが、確かに甘えん坊で人なつこい猫でしたね。
『魔女の宅急便』の言葉を喋る黒猫のジジが思い出されます。
日本では、黒猫は夜でも目がよく見えるということから、「福猫」として魔除けや商売繁盛の象徴とされていました。
江戸時代には、黒猫を飼うと労咳(結核)が治ると信じられていました。結核を患った新撰組の沖田総司も黒猫を飼いました。
恋煩いにも効果があるとされました。
夏目漱石の『我が輩は猫である』のモデルとなった猫も、夏目家に住み着いた黒猫だったそうです。
白猫と黒猫の夢
黒猫と対照的なのが白猫です。夢に表れた白猫は、信頼感や清潔感、始まり、気分の一新、純粋といったイメージをもつことが多いでしょう。
白猫、黒猫、どちらもが夢に登場したなら、それは夢見手の二面性や表裏などを象徴していると考えられます。
黒猫になつかれる夢
黒猫にはいろいろな意味がありますが、「金運」を表すとも言われています。黒猫は金運の象徴(フランスの民話から)
そうすると、黒猫になつかれる夢は、金運の向上を表しているととらえることができます。
黒猫を見て何を感じるかによっても、夢の意味は変わってくるでしょう。
知らない猫に餌をあげて撫でたらなつかれた夢の夢占い
も参考にしてみてください。
黒猫が逃げる夢
これは「不幸が去る」つまり、運気が好転することを暗示しているととらえられます。黒い子猫の夢
子猫を拾う夢なら、それは金運がよくなることや恋に落ちることを暗示しています。夢のなかの黒い子猫は、幸運をもたらす存在です。子猫の健康状態にも注意しましょう。
子猫が、健やかに眠っていたり、あるいは活発に遊んでいるなら、それはあなたの内面に新しい能力や可能性が育まれていることを示唆します。
子猫の体調がよくないなら、
生活や人間関係に十分な配慮が必要でしょう。
黒猫に噛まれる夢
猫に噛まれる夢は、病気やストレスなどを暗示していることがあります。また、女性関係でトラブルを起こす危険を示唆しているとも考えられます。嫉妬心や三角関係に注意が必要です。たくさんの黒猫が登場する夢
猫がたくさん出てくる夢は、「多くの女性に惑わされる」(男性の場合)、あるいは「恋のライバルが現れる」といった意味をもつと言われています。たくさんの黒猫が出てきて、不吉だとか怖いと感じるようなら、何かに注意をしておいたほうがいいかもしれません。
黒猫が死ぬ夢
猫が死ぬ夢は、愛する人を失う、お金をなくすといったネガティブなことを暗示しています。黒猫だと、なおさら不吉さが強調されるかもしれません。思いもかけない出来事が起こることもあるので、注意が必要です。
他にも、黒猫が登場する夢はたくさんありそうです。
黒猫がウンチをしたら?
猫がうんちをする夢の夢占い
黒猫が犬とケンカしていたら?
犬と猫がケンカしている夢の夢占い
黒猫が人間の言葉を話している?
言葉を話す猫、歌う猫の夢の夢占い
などを読んでみてください。
エドガー・アラン・ポーの『黒猫』
でも、エドガー・アラン・ポーの小説『黒猫』では、酒乱によって可愛がっていた黒猫を殺した男が、それとそっくりな猫によって追いつめられていく様子が描かれていました。
小説の語り手である主人公の男は、たくさんの動物を飼っていました。そしてことのほか美しい黒猫を「プルートー(冥界の神の名前)」と名づけてかわいがりました。
しかし、だんだんアルコール依存症になっていった男は動物を虐待するようになります。
ある日、プルートーに避けられていると疑心暗鬼になった男は、衝動的に黒猫の片目をえぐり出してしまいます。
そんな行いを後悔しますが、それからも苛立がつのり、ある朝とうとうプルートーを木に吊るして殺してしまうのです。
罪悪感に駆られていた男は、プルートーそっくりの黒猫を見つけて引き取るのですが・・・
といったストーリーでした。
ドイツの民話に登場する黒猫
ドイツの民話にも黒猫が登場します。こんな話。あるところに粉屋の主人が奥さんと暮らしていました。
なぜか、職人を雇うたびに夜の間にその職人が殺されてしまうのです。
あるとき、旅の粉屋職人がやってきて、仕事をしたいと言いました。
粉屋の主人は、いきさつを話して断ろうとしたのですが、職人は「俺がここで働くよ」と言い張りました。
その晩、職人が小麦粉でお粥を作っていたら、恐ろしい目つきの黒猫が飛び込んできたので、熱いお粥をかけて追い払いました。すぐに2番目の黒猫が現れ、同じように追い払い、結局11匹目でお粥がなくなってしまいます。
最後に登場した大きな黒猫は、斧で前足をぶった切って追い払いました。
よく見ると、切り落とされた前足は人間の手です。
翌朝、粉屋の奥さんが片手を失っていることと、実は魔女であることがわかったというお話しです。
粉屋の奥さんは火あぶりになり、粉屋もまもなく死んでしまったという、かなり悲惨な民話でした。
この民話に登場する黒猫=奥さんは、嫉妬や敵意をもった悪い女性像を表しているようです。
夢に登場した黒猫の夢診断
黒猫の象徴やイメージはとても幅広いので、夢に出てきた黒猫にも、たくさんの意味が考えられます。夢を見た人自身が、黒猫にどんなイメージを抱いていて、何を連想するかということがいちばん大切です。
あなた自身の「黒猫の夢」を解釈するためには、
夢の連想をふくらませて自分で解釈するための16の質問(前半)
に移動して質問に答えてみてください。そうすれば、あなたの夢の意味や、心のテーマ、将来に対する示唆などが得られるでしょう。
(c)猫の夢の夢占い
0 件のコメント :
コメントを投稿