【キーワード】猫 いなくなる 探す
こんな夢を聞きました。
実際には猫を飼ったことはないのですが、夢のなかで私は飼い猫がいなくなったことに気がつきます。とても心配になり、家の周りを歩いて猫の名前を呼ぶのですが(夢では名前を知っていたようです。目が覚めると忘れていました)、ちっとも帰ってきません。どこかで豆腐屋のラッパの音が聞こえています。夢を見た人は、目が覚めて「そうだ。私は猫なんて飼っていなかった」とほっとしたとのことですが、それでも「何か大切なものをなくしてしまったような気がする」と話していました。でもそれが何かは、もう分からないのです。
猫がいなくなる
猫がいなくなるというテーマは、物語や小説でもときどき描かれますね。村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』では、飼っていた猫がいなくなることから、少しずついろんなことのバランスが崩れていきます。
そして、猫だけでなく主人公の妻も何も言わずに失踪するのです。
猫が象徴しているのが、
- 女性性
- たましい(アニマ)
- 直感
- 感受性
夢で何かを失うということ
夢のなかで何かを失うということは、混乱した状態や、何か大切なものをなくしてしまっていることを示しています。失ったものは、愛情や意欲、決断力かもしれません。
あるいは、夫婦や恋愛などの人間関係で、何かが変化したり、失うということの予兆なのかもしれません。
何かを失っている、あるいは失おうとしていることに、あなたがまだ気づいていなくて、夢はそれに対して警告を発しているとも考えられます。
探す・捜す夢
井上陽水の「夢の中へ」という歌の歌詞はこのようなものでした。探しものは何ですか?探しものの夢というのも、定番といっていいくらいよく表れるテーマです。
見つけにくいものですか?
カバンの中もつくえの中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?
- 自分の抱えている課題の答を探している
- アイデンティティや自分自身の価値を探している
- 人生の意味を探している
- 若さや創造性など失ってしまった何かに対する感情を探している
探す夢の夢占い:猫が見つかったとき
猫に限らず、夢の中で何かを探していて、それが見つかったということは、一般的にはよい兆しととらえられています。新しい価値観や生き方などが見つかるということを暗示しているのです。
あるいは見つかる猫は、新しい出会いや、直感的なひらめきを予感しているかもしれません。
探していた猫とは違う猫や、まったく違うものが見つかることもあります。
夢見手が求めていたのとは異なる価値観やアイデアを得るということと考えられます。
探しものが見つからないとき
夢の中で必死で探していても、まったく見つからないことがあります。それどころか、いったい何を探しているのかわからなくなることだってあるでしょう。
こうした夢のストーリーには、今の自分を変えたい、何かを失いたくないといった感情が反映されていることがあります。
いなくなった猫を探す夢を解釈する
夢の解釈や夢分析といっても、知的に理解した(と思ったり)、何かに当てはめて解読するようなものではありません。「猫がいなくなる夢は○○を意味する」と一義的に断言できるものではなく、夢を見た人自身の連想や、過去・現在の体験が、夢とどのように交差しているかがポイントになってきます。
あなた自身の夢の意味を探すためには、まずは、
夢の連想をふくらませて自分で解釈するための16の質問(前半)
に移動して質問に答えてみてください。
自分で夢診断することで、あなたが失ったものが何か、探しているのは何なのかといったことについて、ヒントが得られるでしょう。
(c)猫の夢の夢占い
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