虎もネコ科の動物ですし、しぐさや習性などは、やっぱりどこか猫っぽいですよね。
そんな虎の夢を見たことがありますか?
職場の男性の同僚から聞いた夢です。許可をもらったので紹介します。
飼い猫にミルクをあげていると、だんだん成長して大きくなり、立派な虎になってしまった。私はその虎にまたがって、町を闊歩する。道ゆく人々は、虎を見て驚いて遠巻きにしているようだ。会社のビルまで来ると、そこにはもう一頭の虎が待ちかまえていた。会社の虎は私たちに襲いかかってくる。私の虎も大きな声で吠えて飛びかかる。振り落とされた私は、二頭の虎が激しく闘うのを見ている。迫力のある夢です。
猫が虎になる夢
猫のイメージや象徴は、次のようなものです。- 直感的
- 感受性が強い
- 気まぐれ
- 可愛い
- 女性的
- 言うことを聞かない
- 嫉妬深い
- 神秘的
戦国大名が虎の毛皮の敷物を敷いているというイメージがありますが、虎は名声や権力の象徴でもあるのですね。
他にも、勇気や優美さ、狡猾さ、無慈悲といったことを表すと言われています。
さて、夢のなかでは、ミルクを与えられた猫が虎に成長してしまいます。
夢見手は、驚いたり怖がったりするのではなく、「虎にまたがって、町を闊歩」しています。
「虎の威を借る」とか「虎になる」という言葉がありますが、いつもの(あるいはこれまでの)自分よりは気持ちが大きくなって、どや顔で町に出たようです。
こうした夢は、日常生活での自信のなさや弱気な気持ちを「補償」していることがあります。
普段は自信がないからこそ、夢では虎に乗って威風堂々と闊歩するのです。
夢が伝えているのは、「本当はこんなふうに威張りたいんだよね」「もっと自信満々になって、みんなに一目置かれたいし、認められたいんだよね」ということなのかもしれません。
そう伝えると、夢を見た男性は、「仕事がうまくいかなくて、自信を失っていたころに見た夢だった」と話してくれました。
闘う虎
舞台は会社の前に移ります。もう一頭の虎は、会社そのものなのか、あるいは上司なのかわかりませんが、また別の「権力」を象徴しているようです。
動物の闘いは、夢見手の無意識的な心の葛藤を反映していることが多いでしょう。
これまで乗っていた虎に振り落とされてしまうことからうかがえるように、夢見手は自分の肥大した権力への意思をコントロールできなくなってしまいます。
これは、「自分を大きく強く見せようとばかりしていると、大変なトラブルに見舞われるよ」という警告だととらえることができます。
猫が虎になる夢の夢判断
あなたが、猫が虎になる夢や、虎が闘う夢を見たのだとしたら、その夢の意味を知っているのは夢見手のあなた自身です。
で質問に答えれば、夢が何をあなたに伝えようとしているのかについて、ヒントが得られるでしょう。
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