今回はちょっと気持ち悪い夢かもしれません。
友だちの夢。
家に帰って自分の部屋の扉を開けると、ベッドの上に大きなゴキブリが一匹いた。あわてて殺虫剤を取りにいき、部屋に戻るとゴキブリは見当たらない。どこに逃げたかと探していたら、天井に止まっていた。殺虫剤をかけようとするが、ゴキブリは僕に飛びかかってきて、頭にコツンと当たって床に落ちる。廊下を素早く逃げていくゴキブリを、飼い猫が捕まえる。ゴキブリが飛びかかってくるなんて、恐怖です。
ずいぶん昔に、沖縄の民家でゴキブリが一列になって壁を歩いているの見たことがあります。「うわあ、ゴキブリ一家だ」と思っていたら、その家の飼い猫が先頭のゴキブリを咥えて、自慢げに飼い主のところにもっていっていました。その猫になめられそうになって、ぎょっとした記憶があります。
ゴキブリの夢の意味
夢に表れたゴキブリは、心理的には何を意味しているのでしょうか? 占いとして読むなら、どんな予兆なのでしょう?ゴキブリに限らず、蜘蛛やムカデなどの昆虫は、夢では気持ちの苛立ちや不安、悩みなどを表しています。また、精神的・身体的に疲れているときに、「虫がたくさんいる」という夢を見ることがあります。
ふだんは気づかれることなく、家や庭にひっそりと住んでいるのが虫ですから、夢に表れた昆虫の類いもまた、私たちの心に隠れているものを象徴しているのです。
つまり、いつもは気に留めないけれども、心の片隅にふと浮かぶ考えや感情が、虫となって現れるのです。
ゴキブリは、私たち人間が生活する空間のすぐそばにいて、食べ物を共有するくらい(うぇ!)身近な存在なのに、とても嫌われています。
できれば目にしたくないし、触れるなんてもっての他でしょう。
ゴキブリは、とても動きが素早い虫です(『ゴキブリ大全』という本によると、彼奴等には脳が2つもあるのです)。
殺虫剤をかけたり、あるいは踏みつけたり叩いたりしても、素早く移動して捕らえられないことが多いでしょう。
ときには、この夢のように、羽根を使って飛びかかってくることだってあるのです。
夢の中のゴキブリは、次のようなことを表しています。
- コンプレックスや弱点
- 嫌いな人物
- 認めたくない感情
- 心配や気がかり
- 悩みごと
あるいは、苦手で嫌っている人と向き合うことが求められているのかもしれません。
「夢占い」では、ゴキブリなどの害虫の夢は、かならずしも悪い意味ではありません。
むしろ、「虫の知らせ」などという言葉もあるように、吉兆を示しているととらえられています。
でも「虫が好かない」とか「虫の居所が悪い」なんて言葉もありますね。
虫の夢は、夢見手の抱く感じや連想が重要でしょう。
猫が虫を捕まえる
虫やネズミ、鳥などを捕まえるのは、猫の本来の仕事(というと変ですが)ですから、猫にとってはいいことなのです。夢で猫が虫や小動物を捕らえることは、一般的には「努力が報われる」「成果が得られる」ということを表すとされています。
今回の夢でも、夢見手が逃がしたゴキブリを、猫が代わりに捕まえてくれるわけです。飼い猫が人間を手助けしてくれたのですね。
昆虫やゴキブリの意味と合わせて考えると、猫(女性でしょうか、それとも感情や直感をうまく使えということ?)の力を借りて、コンプレックスを克服するといった意味合いの夢なのかもしれません。
猫がゴキブリを捕まえた夢の夢占い
ゴキブリの夢を見ましたか?
あんまり連想をふくらませたりしたくはないかもしれませんが、もしかするとあなたの弱点を克服するいいチャンスかもしれません。
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